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執筆者の写真JPN750永井

入門者向け解説

更新日:2019年11月13日

ヨット入門者向けの動画解説をしてみました。(^^;)


題して

「楽しいラジコンヨット。2 (4K)」で学ぶローカルレース!


を見ながら読んでね!


猫の額の様な水面で楽しんでいる小田原ラジコン愛好会の皆さん。ローカルらしい楽しいレースをしていますが、なかなかどうしてポイントを押さえて居ます。動画を見ながら解説してみます。


冒頭

スタートは音声でカウントダウンが流れます。このテープはクラブ員の奥さんの声だそうですが、スマホのアプリなども利用できます。

画面右側にマーク(ペットボトル)が浮かんでます。今回はこのマークの見通しのライン(仮想のライン)をスタートラインにしています。(一般的には2つのマークの間をスタートラインにするのでその間を通る必要がありますが、ローカルなら申し合わせで済むので簡単な方法でも十分です。)

フライングしないようカウントダウンに合わせてスタートしますが、他のヨットとぶつからないようにしましょう。

ちなみに水の上は右側通行だそうで、この動画でも、正面衝突しそうな場合は右に避けていますね。

ちなみにマークのペットボトルには糸の先に錘が着けてあり、さらにその糸は岸に縛る等してあります。投げ込んで設置。糸を引っ張って回収しています。


1分12秒

(動画下部にマウス等をポイントすると時間が出ます)カウントダウンの音声に合わせてスタートします。万一フライングした場合はもう一度スタートラインまで戻ってからスタートし直さなければいけません。


1分17秒

グリーンセールの艇は一人だけ左から右へ来るコースでスタートしています。「水の上は右側通行」の原則のためこの人はぶつかりそうな時は右に避ける必要があります。つまり右側から来ている人たちの後ろ側を通る必要があるのです。逆にいうと他の3人は前を通れる訳で、そういう作戦をとったわけです。


1分23秒

船体が赤い艇が青い艇に対して「タック」と言ってます。これは岸が近づいてきてこれ以上行ったら座礁するので方向転換(タッキング)させてくれ!と要求しているのです。声を掛けられた艇は自分もタッキングするか、相手に対してタッキングするスペースを与えなければいけません。


1分44秒

この場合、途中のマークの外側を通過するように決められている様です。一般的には、複数のマークの外側を反時計回りに回るパターンが多いです。


2分16秒

グリーンの龍の艇がタックと声を掛け、船体が赤い艇が応じています。


2分43秒

風上側のマークをトップ艇が反時計方向に回りました。万一、マークにタッチするとペナルティーとして1回転しなければなりません。また、マークを固定しているロープ等に引っかかる場合もあるのであまりギリギリは狙わない方が良いですね。


3分20秒

風下のマークに向かいヨットを追って歩いています。椅子等に腰掛けたままレースするグループもありますが、近い方が見やすくヨットの挙動が良く解るのでお勧めです。移動する時、近いヨットの操縦者同士も近くなるのでコミュニケーションも取りやすいです。そして何より健康に良いです。


3分40秒

風上マークではかなり差が付いていましたが追い風に乗った後続艇が追いついてきました。風は風上から風下へと吹きますが、強い風も同様なので後続が有利。追いつくチャンスです。


3分45秒

風下マークを先頭艇が回りました。後続艇は益々差が詰まってきました。


3分47秒

ヨットが前のヨットを追い越す場合、追突は禁止です。後続の艇が蛇行させて減速させています。

また、マークを回るとき、後続艇は先行する艇の内側に突っ込んではいけません。割り込みは禁止です。追いつく場合、後続艇は先行艇の外側を回る必要があります。


3分53秒

右から来る艇と左から来る艇がぶつかりそうな時、基本は右側通行ですが、その前に進路を変えて避ける事も可能です。後続艇は方向転換を選びました。ただし、進路を変えるタッキングの操作は大きく減速するのと、相手の風下へ入ってしまい風を受けられなくなるのでやはり減速して不利な展開になります。先行艇に風を奪われる形になり後続艇は遅れてしまいました。


4分4秒

先頭のグリーンセールがタッキングしました。その先は岸なので早めにタッキングしたのと、後続艇もどうせタッキングするはず。そうなれば後続の風を奪えると踏んだのかも知れません。


4分9秒

途中で風向きが変化したため、2番手の艇はタッキングする事無くゴールのマークまでたどり着く事になりました。逆転勝利となりました。風向きは一定では無いので奥が深い部分です。


水面が狭い上、一周しかしてないのであっという間に終わりました。コースの長さや周回数は自由ですが、短いコースだと先頭と最後の艇の差が開かないのでレースの終盤がダラダラになりません。

艇間の距離にある程度の差がつくと風の条件も変わってしまい、競合いにならず、諦めムードの消化試合と化します。(^^;)


このクラブはドラゴンフォース65と言う艇で揃えて居ます。同じヨットを揃えてレースすると性能が同じなので差が付きにくく盛り上がります。ヨットそのものは遅いし操縦が簡単なので新人とベテランの差も少ないですね。操縦している人の判断力などで差が出ますが、風のいたずらで勝負が決まる事もあります。自然相手なのでベテランでも思い通りにならない事も多いですが、そこをなんとか克服しようとしたり、最善の方法を探したりするので飽きません。手軽なので何度もスタートさせて運不運も楽しみましょう。レースと言ってもゲームを楽しむ感覚ですね。


とりあえず以上(^^;)



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