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執筆者の写真JPN750永井

百聞は一見にしかず


いわゆる中華ヨットもDF発売以降は随分良いものも出ている。DFのパーツが流用されたり、デザインが影響を受けたりしている物もあるだろう。

それらの理由の一つにカーボンマストを使ったシュラウドレスリグのデザインがある。当然マスト強度が確保されている事も有るが、圧倒的に空気抵抗が少ないのだ。

このコンパスもその点は良いと言える。


今までこの艇に興味が無く、現物を見た事も無かったが動画が出て来たので興味深く見た。

実はフォアデッキに意味不明なパーツが沢山付いていて、逆な意味で気になって居たのだが。(^^;)


動画で気になったのはジブセールがふらついている事。明らかにビボット(DFで言う所のジブブームフックダウン)の位置が後ろ過ぎだ。

翼型に発生する揚力は翼型のカーブなどに寄って分布が異なる。面倒なので一点から力が発生している事にして表現する事が普通だ。空力中心とか言われる物だが、迎角に寄って前後に移動もする。普通は前縁から大体25%から30%とか言われている。

もしビボットが空力中心より後ろだとジブの前縁側に力が掛かるのでジブは閉じる方向になる。迎角が大きくなりジブは失速する。失速したセールはもはや翼では無く単なる抵抗体なので、今度は面積中心に風圧が掛かる。ビボットより後ろだから今度はジブが開く。この繰り返し。

残念だがジブセールが機能していない。


なかなか分かりやすい動画だった。(笑)





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