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執筆者の写真JPN750永井

日曜のレースは乱流で大荒れ


今回は、強い乱流の条件だった。広い海原でレースするリアルヨットと違い、模型は必ず岸辺で行う。背後には風を遮ったり乱すものがあることが多いのだ。今回は運悪く風上に大きな建物がありビル風の影響を受けたため、風向きは変わるし強弱の変化も大きかった。対岸で実施すればまた違った結果だっただろうが。

風向きが頻繁に変わりタック (セールの方向)も勝手に変わるので航路権 (優先権)も頻繁に入れ替わりルール適用も困難な場面が多かった。攻めているつもりがいきなり防御に回らなければなくなる。まあ、君子危うきに近寄らずで避けているほうが無難だ。

強弱変化も強烈で、 標準のAリグではアンダーパワーになったり、そのAリグでもオーバーパワーになったりして最適化は不可能。やはり無難なチョイスをするしかなかった。

いずれにせよ良い風に乗りカッ飛ぶ時もあれば、強風で一時的にコントロール不能になったり完全に止まったりでジェットコースター状態。

しかし上手くいかないのは自分だけではない。同時に走らせるフリートレースなのだから他の選手も苦労している訳だ。一喜一憂せずその時その時を大事にコツコツ走るしかない。大きなミスだけ避けられれば順位は浮上してくるのが通例だ。

ただ、レース経験の少ない選手にはキツイ。思う様にならないのでかなり疲れた事だろう。

一方、 今回も居た体験操縦には良かったはず。 風が勝手に変わって何割かの確率でヨットを進ませてくれるからだ。 ヨットは風上へ走れないのだから、風上に向いて棒立ちにならない事はある意味初体験に適しているとも言える。待っていれば走るのだから。


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