フィニッシュして随分間が空いてしまったが、21日間のレースが終わった。
結局、710000人くらい参加していた中で500位台だった。 日本人参加選手は182人だったらしいが、そちらに於いては途中で落として2位。 と言っても前にも書いたとおり、インショアの方でレジェンドクラスの人達はこちらでは順位ではなく冒険の旅を選んだからだ。彼らの対応次第ではまた違っていただろう。
バーチャルレガッタのオフショアは外洋レースのシミュレーションだが、インショアはブイを回り順位を競う。僅か数分で勝負が決まるが、めちゃめちゃレベルが高く、ものすごくシビアだ。速く走るだけではダメで、他の選手とのしのぎを削る攻防、攻撃や防御も必要なのだ。なんたって次回パリオリンピックでは正式種目に決まっているし、今行われているバーチャルオリンピックシリーズでもインショアは本気なのだ。一方、記念イベント的なレースであり、20日も航行するオフショアレースの方は彼らにとっては息抜きなのだろう。 今回はそんなレジェンドの皆さんとSNSで繋がり、コミュニケーションをとりながら走った。前回初参加したヴァンデグローブでは、見かけた名前のスキッパーの背中を見ながら走るだけ、ずっと一人で走っていた。しかし、今回は彼らの作ったオフショアチームのお仲間に加えて頂けたのだ。とても楽しい時間を過ごせた。
そこでは新しいツールも教えて貰ったわけだが、最適ルートを予測してくれのだからどうしても先頭集団は団子で走る事になる。ほんの僅かなミスや判断の違いで順位が変わる事も解った。当たり前というか、わかって居た事だが団子で走れば走るほどワンミスで失う順位も大きくなる。オフショアも真剣に取り組んでいる選手にとってはシビアな戦いなのだ。
睡眠時間を削ったり、仕事や趣味を休むわけにもいかないパートタイムスキッパーであるので、まあほどほどに楽しむのが良いだろう。
Comments